放射線の不安と現状
県の方針に「待った」
内部被ばく検査実施の実現へ
内部被ばく検査実施の実現へ
2013/01/24
橋本知事と面会し、直に進言
「県南地域の住民は放射線量の高いエリアに住むので不安を感じている。検査機器は県内にあるのだから、検査を実施したらどうか」と、知事に進言したところ、知事は正直に話してくれました。
「実は3.11以後、早急に検査をしようと思ったが、そのタイミングを逃した。茨城県は全国第2位の農産県なので、風評被害が一人歩きされるのも困る。更に県は企業立地にも力を入れている」
当然ながら知事は、ものごとを多角的に判断しなければなりません。その上で、「今からでも検査を実施して、県民に安心を与える処置をしていただきたい」と申し上げたところ、知事はしばらく考えている様子でしたが、「前向きに取り組もう」と決断されました。
私はさっそく放射線量の高い県南地域出身の議員団10人を取りまとめ、『茨城県民の不安払拭のためホールボディカウンターの使用を求める要望書』を作り、3月8日に知事に手渡すことにしました。
要望書を手渡し、ついに検査実現へ