茨城県議 小川一成のウェブマガジン

放射線の不安と現状

県の方針に「待った」
内部被ばく検査実施の実現へ

2013/01/22(ホールボディカウンタの用途)

この機器は、緊急被ばく用でしか使えない

2日後、検査機器の視察に県立中央病院へ行きました。
検査機器の説明を受け、私は実際の機器で検査をしました。

立式ホールボディカウンタ立式ホールボディカウンタ
検査は簡単でした。洋服を着たまま約10秒立つだけ。
しかも、結果はすぐに分かります。

「これを有効に使っではどうか?」と保健予防課の担当員に訊くと、「これは東海村JCO臨界事故のときに国の予算で導入したので、緊急被ばく用でしか使用できません」との答えが返ってきました。

「3.11は緊急被ばくではないのか?」と尋ねてはみたものの期待した答えは返ってきません。

これ以上は、知事と会わないかぎりは話が進まないと判断し、
その2日後、知事と会うことにしました。


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橋本知事と面会し、直に進言

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