茨城県議 小川一成のウェブマガジン

放射線の不安と現状

県の方針に「待った」
内部被ばく検査実施の実現へ

ホールボディカウンター要望書ホールボディカウンターの使用を求める要望書を知事に手渡す

はじめに

3.11以降、「内部被ばく検査を早期に実施してほしい」という要望が、私のもとに多く寄せられました。
事実、守谷をはじめとする県南地域は放射線量が高いため、被ばくの実態が分からず不安に感じている住民も多いようでした。そのような中、牛久市では、3.11の原発事故を受け、約7,000人の児童生徒を福島県まで連れて行き、「ホールボディーカウンタによる内部被ばく検査」を、2012年7月に実施しました。

牛久市、内部被ばく検査開始 初日95人受診—茨城新聞

これは県内で初めての実施でした。
リンク先の記事でも触れていますが、茨城県では「内部被ばく検査を県民向けには実施しない」との考えを表明していたため、牛久市が独自に行ったのです。
県内にホールボディカウンタの機器があるにもかかわらず、県内の病院で検査をすることは出来ないという状況でした。

私は、2012年12月に行われた選挙の公約に、『ホールボディカウンタによる検査実施』を挙げました。それは、県民の不安を払拭するために、内部被ばく検査は必要だと判断したからです。


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内部被ばく検査の必要性を感じていません

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