放射線の不安と現状
内部被ばく検査実施の実現へ
2013/01/20(茨城県の見解)
茨城県議に当選してからすぐに、県庁で茨城県保健予防課を交え、『内部被ばく検査実施の実現』に向けた話し合いをはじめました。
「県民の不安を取り除くためにも内部被ばく検査を実施すべきではないか」と提案すると、「検査をしても被ばくを示す数値は出ません。従ってやる必要を感じていません」との返事が返ってきました。
小川 なぜやらないのか? 守谷をはじめとする県南地域はホットスポットと言われている
県 ホットスポットという定義はありません
————この一言にカチンときました。
小川 ホットスポットの定義はなくとも、県南地域は放射線量の高いエリアであるのは事実だ。保健予防課の仕事は、県民の不安を取り除くことではないのか?
県 検査をしても被ばくを示す数値は出ません。この件については専門家から助言を頂いています
小川 では県民の不安を取り除くために、県は何をしてきたのか?
県 専門家を派遣して講演会を何度も開催しています
小川 何百回の講演よりも、1回の検査をすることで不安は解消できるのではないか?
県 3.11からの2年間、議会からも内部被ばく検査をするべきだとの議論がありましたが、その度に知事は、必要ないと答弁してきました
————それを聞いて、私は怒りを抑えられませんでした。
小川 あなたたちはどこを見て仕事をしているのか?県民の顔を見て仕事をしているのか、知事の顔色を見て仕事をしているのか。保健予防課は県民の健康を守る最前線だ。そこが仕事をしないでどこがやるのか。
————更に言いました。
小川 保健予防課は県民の安心安全を守るのが務めだ。知事が何と言おうと、検査を実施すべきだ、と言い続けるのが、あなたたちの役割ではないのか?最初から、担当課がやらないと言っていたのでは話にならない。県民の安心安全を守るための課が、その役割を果たさないのなら、そんな課はつぶしてしまえ。
————ここまで激しくやりあったのは、私の約20年にわたる政治活動でも初めてのことでした。
これ以上、ここで話をしても進まないと判断し最後に聞きました。
小川 ところで、県内にホールボディカウンタの機器はあるのか?
県 県立中央病院と水戸医療センターにあります
小川 分かった。明後日に県立中央病院に見に行く