小川 一成

誰も泣かなかった アルゼンチンそのⅡ

ブエノスアイレスでの「アルゼンチン茨城県人会55周年記念式典」が由緒あるセントロ・ナバル(海軍研究会)で盛大に行われました。

二世の小池ウンベルト会長さんを中心にまとまりのある県人会です。

私は議長として挨拶を申し上げる際に1500kmも離れたツクマン州からこの日の為に駆けつけた、一世の斎藤さんの話をさせて頂きました。

「戦後S29年最初の移民船で10家族、91人でパラグアイに上陸しその後アルゼンチンに入り凄まじい生活の中で今日を築き上げて来ました。

日本政府からの補助は行きの片道切符のみで謂わば棄民同然だったそうです。

しかし、どんなに苦しくても『誰も泣かなかった』と聞かされた時、私の涙腺が緩んでしまった」

今の日本人には求めようもない凄まじい精神力が、今日のアルゼンチン社会で高い評価を確立しているのです。

式典には福嶌大使、武田JICA所長さんも参加されました。

誰も泣かなかった アルゼンチンそのⅡの写真 1
誰も泣かなかった アルゼンチンそのⅡの写真 2
誰も泣かなかった アルゼンチンそのⅡの写真 3

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