小林一茶の句

『守谷将門詩歌碑』のお披露目をおこないました。

守谷は平将門の古跡と知られ、相馬偽都とも言われたことから、江戸時代に将門伝説が拡がり、将門人気が高まると江戸の文人墨客が数多く来訪した。

なかでも江戸俳壇の大きな存在であった、小林一茶の来訪は9回にも及び守谷の西林寺において、何回となく連排の雅会も催された。

この碑に刻まれた詩歌はその時の作品で作者自身の真筆です。

⚫︎行くとしや 空の青さに守谷迄(まで) 一茶   出典『我春集』

⚫︎梅さくや 平親王の御月夜       一茶   出典『我春集』

⚫︎松陰に 寝てくふ六十よ州かな     一茶   出典『株番』